どうしてもお別れしなければならなかった子

大の動物好きの私ですが、私の家には庭もなく家も小さいので犬を飼うことができませんでした。それにすでに大量の猫がいたので、小型犬ですら無理な状態でした。

ですが、結婚し主人の実家に行くと可愛いミニュチュアダックスと広い庭には立派なメスのゴールデンレトリバーがいたのです。主人から話は聞いていましたが、そのゴールデンは想像していた以上に大きく、お義母さんが大事にお世話されているのがよくわかる綺麗な毛並みで人懐っこくとても大人しい子でした。
動物好きといいながらも、実は小型犬よりも大型犬のあの安心感がたまらなくて大型犬の方が好きな私はそのゴールデンLOVEになってしまい。年に数回、義実家にお邪魔するときはどっちが散歩に連れられているのかわからないような状態で散歩に行くのが楽しみでした。
しかし、不景気で義実家は残すものの家族全員が家を出てかなり遠い地域に引っ越して仕事をしなければならなくなりました。ダックスは小型犬なのですぐに親戚が引き取ってくれましたが、さすがに大型犬のゴールデンの引取り先が見つからず引越しの日も迫りお義母さんは保健所しかないのかしらと肩を落としていらっしゃいました。
あの子が保健所送りになるなんて耐えられないと思った私はパソコンが苦手な義母に代わり、遠方でも保護してくださる愛護団体がないかしらみつぶしに調べ片っ端からでんわしました。残念ながら、全ての施設に大型犬を引き受ける余裕が現在ないとの返答。
最後には狭いマンションの我が家で飼う!と私が言いだし夫が困り果てる始末。
そんな時にすごいタイミングでご近所に泥棒に入られ番犬として大型犬を探しているというご家庭が見つかりました。そちらのご家庭はお子さん方もみなさん中学生以上だったので通常のゴールデンよりも大きいこの子でもお世話が可能だろうということで安心して引き取ってもらうことができました。
現在ではもう会うことはできませんが、5年以上経った今でも笑っているような顔でまるで馬のように軽快に走り寄ってくる姿が忘れられません。幸せに暮らしているといいな。

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